米中の余剰資金、欧州ハイテク企業への投資も可能=仏大統領
ロイター / 2021年6月17日 13時49分
6月16日、マクロン仏大統領(写真)は、米国と中国の投資家が資金を持て余す状況に言及し、こうした資金を欧州のハイテク企業の成長に生かせる可能性があるとの考えを示した。写真は14日ブリュッセルでの代表撮影(2021年/ロイター)
[パリ 16日 ロイター] - マクロン仏大統領は16日、米国と中国の投資家が資金を持て余す状況に言及し、こうした資金を欧州のハイテク企業の成長に生かせる可能性があるとの考えを示した。パリで開催中のハイテク業界の展示会「Viva Tech」で語った。
マクロン氏はスタートアップ企業の幹部らに対し、米中の投資家は資金を持て余しているゆえに「無意味な」技術に投資している例もあり、欧州企業がこうした投資家から多額の資金を集めることは可能だと語った。具体的にどのような技術や企業が念頭にあるかは明らかにしなかった。
また、パリが企業に優しく革新的な都市だという認識は広がっていると発言。「われわれがパリの魅力を高め、説明することで、米中の投資家をさらにひきつけるようになる」と語った。
マクロン氏は前日、IT業界で優位に立つ米国に対抗するため、2030年までに欧州内で評価額1000億ユーロ(約1200億ドル)規模の巨大IT企業10社を育成するとの野心的な目標を掲げた。
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