米、戦略石油備蓄を再放出も ガソリン価格抑制へ＝大統領上級顧問

　４月１６日、ポデスタ米大統領上級顧問は、バイデン大統領はガソリン価格を安価に抑えるために可能な措置を講じると述べた。写真はＳＰＲの施設。米テキサス州 で２００８年５月撮影（２０２４　ロイター／Donna W. Carson (UNITED STATES)）

Laila Kearney　Arathy Somasekhar

[ニューヨーク／ヒューストン １６日 ロイター] - ポデスタ米大統領上級顧問は１６日、バイデン大統領はガソリン価格を安価に抑えるために可能な措置を講じると述べた。業界イベントで、将来的な戦略石油備蓄（ＳＰＲ）放出について問われたのに答えた。

バイデン政権は２０２２年、ロシアのウクライナ侵攻を受けたガソリン価格上昇を抑えるため、約半年でＳＰＲから１億８０００万バレルを放出した。

ポデスタ氏は「（バイデン）大統領は過去に（ＳＰＲ放出を）行った。ガソリン価格を安価に抑えたいと考えており、そのためにできることを行うだろう」と述べた。

近く放出に踏み切るかどうかには言及しなかった。