英CPI、3月前年比+3.2%で2年半ぶり低水準 食品鈍化が要因
ロイター / 2024年4月17日 16時20分
4月17日、英国立統計局(ONS)が発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.2%と2月の3.4%から鈍化したが、予想は上回った。写真は昨年5月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Emilie Madi)
[ロンドン 17日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が17日発表した3月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比3.2%と2年半ぶり低水準だった。2月の3.4%から鈍化したが、予想は上回った。
イングランド銀行(英中央銀行)の予想とロイターがまとめた市場予想は3.1%だった。
変動の激しいエネルギー、食品、たばこを除くコアインフレ率は4.5%から4.2%に鈍化。ロイターがまとめた市場予想は4.1%だった。
中銀が注視しているサービス価格の上昇率は、前月の6.1%から6.0%に小幅低下した。
統計局は、総合インフレ率の鈍化は食品価格の鈍化が要因と指摘した。
食品とアルコール以外の飲料の価格は4%上昇し、2021年11月以降で最も小幅な上昇だった。
PwC・UKのエコノミスト、ジェイク・フィンニー氏は、総合インフレ率は引き続き小幅低下しており、今後も低下が続くなら利下げ圧力が強まると指摘。ただ、「中銀は利下げに踏み切る前にインフレが目標水準に向け持続的に低下していることを示すより多くの証拠を得たいと考えるだろう」との見方を示した。
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