東京株反発、103円高=中国株上昇で下げ止まり―米国発の世界株安一服

時事通信 / 2018年10月12日 18時56分

 12日の東京株式市場は反発し、日経平均株価の終値は前日比103円80銭高の2万2694円66銭となった。午前中は米株安などを受けて売りが先行し、マイナス圏で推移したが、昼に発表された中国の貿易統計をきっかけに中国株が上昇に転じたことを好感し、日経平均もプラス圏に切り返した。

 米国株急落に端を発した世界的な株安の連鎖は一服した形だが、その原因となった米金利高や米中貿易戦争の行方は、なお予断を許さない。中国市場の動向などもにらみながら、株価はしばらく神経質な動きが続きそうだ。

 12日の東京市場では、前日の米国市場でダウ工業株30種平均が大幅続落したことを受けて売りが先行、日経平均は267円安で始まった。ただ前日に915円下落した反動から買い戻しも入り、下値は限られた。

 その後発表された中国の9月の貿易統計では、対米貿易黒字が前年同月比21%増と大幅に増え、単月での過去最高を記録。貿易戦争が中国経済に及ぼす影響は軽微だとの見方が浮上して中国の主要株価指数が上昇し、日本株にも買いが入った。市場関係者は、今後についても「中国の動向を見ながら、一喜一憂する相場展開が予想される」(大手証券)とみている。 

[時事通信社]

jiji

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