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ブラジル中銀、50bp利下げ コロナ対応へ「引き続き措置講じる」

ロイター / 2020年3月19日 7時31分

 3月18日、ブラジル中央銀行は政策金利を4.25%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の3.75%とした。中銀本部で2019年11月撮影(2020年 ロイター/Ueslei Marcelino)

[ブラジリア 18日 ロイター] - ブラジル中央銀行は18日、政策金利を4.25%から50ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の3.75%とした。新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響を抑制するのが狙い。

利下げ決定は金融政策委員会の全会一致。

委員会は、声明で「足元の危機に対応するため、金融政策や為替レート、金融安定に関する手段を引き続き講じる」と表明した。

エコノミストはブラジルの成長率見通しを引き下げ、リセッション(景気後退)を見込んでいる。ゴールドマン・サックスは18日、ブラジルの今年の成長率をマイナス0.9%と予想し、わずか2週間前の予想(プラス1.5%)から下方修正した。

ブラジルの主要株価指数は今月に入り、すでに35%急落。通貨レアルはほぼ連日、最安値を更新し、ドルに対し年初来20%超下落している。

一方、原油価格の急落や成長見通しの悪化を背景に、中銀のインフレ見通しは今年と来年の目標を一段と下回る水準に低下している。

金融市場の動揺に対応するため、中銀は為替介入を強めているほか、財務省と協調して国債市場への流動性供給に乗り出している。

*内容を追加しました。

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