3月第3次産業活動指数は96.9、前月比4.2％低下＝経産省

［東京　１８日　ロイター］ - 経済産業省が１８日発表した３月の第３次産業活動指数（季節調整済み、総合）は９６．９（２０１５年平均＝１００．０）で、前月比マイナス４．２％と２カ月連続の低下となった。

１１業種中、７業種が低下方向に影響した。「生活娯楽関連サービス」は飲食業、スポーツ施設、テーマパーク、宿泊業などが減少したことから２４．８％低下した。「運輸業、郵便業」は航空旅客運送業の減少で１６．７％の低下となった。「小売業」は５．２％、「事業者向け関連サービス」は１．７％、「卸売業」は０．４％、「物品賃貸業（自動車賃貸業を含む）」は１．４％、「不動産業」は０．３％、それぞれ低下した。

上昇方向に影響したのは４業種。「医療，福祉」は３．５％上昇した。「金融業、保険業」は金融商品取引業や商品先物取引業が寄与し４．０％の上昇。「電気・ガス・熱供給・水道業」は１．３％、「情報通信業」は０．４％それぞれ上昇した。