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経済環境、先行きも「引き続き厳しい」=三毛全銀協会長

ロイター / 2020年6月18日 15時45分

6月18日、全国銀行協会の三毛兼承会長(三菱UFJ銀行頭取)は定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で「日本経済は非常に厳しい状況にある」との認識を示した。写真は円紙幣。都内で2011年8月撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 18日 ロイター] - 全国銀行協会の三毛兼承会長(三菱UFJ銀行頭取)は18日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染拡大で「日本経済は非常に厳しい状況にある」との認識を示した。政府が掲げた「新しい生活様式」の導入で消費者心理の改善には時間を要するとの見方も示し、経済環境の先行きも「引き続き厳しい」と語った。

日銀が15、16日の金融政策決定会合で資金繰り支援の枠組みを110兆円に拡大したことに関しては「政策効果が最大限発揮され、難局が克服されることを期待している」と語った。必要に応じて躊躇(ちゅうちょ)なく追加緩和を講じるスタンスは「大変心強い」とし、「金融機関としても、しっかり貢献していく」と重ねて強調した。

企業支援に伴う金融システム不安を巡っては「銀行の財務は相応の頑健性を有し、現時点でも金融不安は生じていない」と指摘した。今後想定される与信関係費用の増加で「直ちに金融システム全体に深刻な影響が及び、公的資金注入の必要性が高まるような状態になるとは考えていない」との認識も併せて示した。

(山口貴也)

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