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ソフトバンク、マイノリティー創業の米14社に200万ドル強投資

ロイター / 2020年6月19日 8時23分

ソフトバンクグループは18日、新興企業の事業拡大を支援する「アクセラレーター・プログラム」の対象として、黒人などマイノリティーが創業者となっている米企業14社に200万ドル余りを投資すると発表した。2017年7月、東京で撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は18日、新興企業の事業拡大を支援する「アクセラレーター・プログラム」の対象として、黒人などマイノリティーが創業者となっている米企業14社に200万ドル余りを投資すると発表した。

「Emerge」と呼ばれるこのプログラムは、ソフトバンクグループ傘下のウィーワーク・ラブズおよびソフトバンク・インベストメント・アドバイザーズと共同で立ち上げたもので、マイノリティーが率いる新興企業を応援する。

対象となる米企業の創業者14人に対して少なくとも15万ドルずつ資金を提供する方針だ。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドのラジーブ・ミスラ最高経営責任者(CEO)は、ダイバーシティー(多様性)を促し、マイノリティーの起業家が直面するハードルの一部を打破していくと表明。

資金提供を受ける企業の1社であるエネルギー管理プラットフォーム運営のSHYFTパワー・ソリューションズの共同創業者Ugwem Eneyo氏は、今回のプログラムを通じて他の起業家と出会い、協力することができたとの声明を発表した。

ソフトバンクグループは今月、非白人の起業家に出資する「オポチュニティー・グロース・ファンド」の設立も表明しており、企業経営における多様性の実現に向けた取り組みを強化している。

*内容を追加しました。

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