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米下院民主党、1.5兆ドル規模のインフラ整備法案を発表

ロイター / 2020年6月19日 8時31分

米下院民主党は18日、1兆5000億ドル規模のインフラ整備計画法案を発表した。新型コロナウイルスの影響で悪化した景気と雇用を下支えするため、数週間以内の議会通過を目指す。写真は民主党のペロシ下院議長。6月18日、ワシントンの連邦議会で撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 18日 ロイター] - 米下院民主党は18日、1兆5000億ドル規模のインフラ整備計画法案を発表した。新型コロナウイルスの影響で悪化した景気と雇用を下支えするため、数週間以内の議会通過を目指す。

国内の道路や港湾、クリーンエネルギー分野、教育機関などのインフラを整備する計画。ペロシ下院議長は、議会が休会に入る7月4日までに通過させたい考えを示した。

トランプ米大統領と野党民主党はこれまでインフラ整備について協議してきたが、資金の調達法で合意に至っていない。

ペロシ氏はこの日、インフラ整備は超党派の取り組みで進めるとし、トランプ氏もインフラ投資の必要性にかなり言及していると期待を示した。

共和党内では、財政赤字の拡大を懸念し、多額のインフラ投資に慎重な見方も出ているが、民主党のリチャード・ニール下院歳入委員長は、記者団から1兆5000億ドルという規模について質問されると、政府保証債やプライベートエクイティ(PE)債券、借り入れなどで資金を賄えるとの考えを示した。

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