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WTO事務局長選、エジプトなどの候補者撤退へ=関係筋

ロイター / 2020年9月18日 9時58分

9月17日、世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙で、メキシコとエジプト、モルドバの各候補者が撤退する見込みだ。ジュネーブのWTO本部で6月撮影(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[メキシコ市/ジュネーブ 17日 ロイター] - 世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙で、メキシコとエジプト、モルドバの各候補者が撤退する見込みだ。関係者4人が17日、ロイター通信に語った。

WTOは18日、候補者8人の中から2回目の投票に進む5人を選出する。メキシコの関係者は、選挙戦を継続するのは英国、韓国、ケニア、ナイジェリア、サウジアラビアの各候補者だとの見方を示した。

ただ、米国の関係者は、現在行われている1回目の投票で選挙戦から脱落するのは3人のみとの見通しに反し、サウジの候補者も既に脱落した状態だと語った。

エジプトの候補者はロイター通信に対し、メキシコとモルドバの候補者とともに撤退する意向を表明した。

関係者の一人によると、メキシコの候補者は中南米諸国からの支持が固いものの、欧州連合(EU)が他の候補者を支持する方針を固めたことで勝算が低下したとされる。

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