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ウォーレン米上院議員が企業トップを批判、利益優先でロビー活動

ロイター / 2020年9月18日 14時48分

 9月17日、エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主党、写真 )は、事業を行う上で利益を超えたところに目を向けるという約束を果たしていない、と米企業のリーダーを非難した。写真はカリフォルニア州 で3月撮影(2020年 ロイター/Kyle Grillot)

[ワシントン 17日 ロイター] - エリザベス・ウォーレン米上院議員(民主党)は17日、事業を行う上で利益を超えたところに目を向けるという約束を果たしていない、と米企業のリーダーを非難した。

大企業のCEOらが参加するロビー団体、ビジネス・ラウンドテーブルへの書簡で、昨年幅広い利害関係者のグループに尽くすと約束したものの、「狭い範囲の短期的な利益」を優先してロビー活動を行っているとした。

ビジネス・ラウンドテーブルは、従業員が仕事で新型コロナウイルスに感染した場合の免責を認める法案へのロビー活動を展開したり、労働者への失業手当の延長に反対してきたとも指摘。

その上で「労働者、顧客、地域社会が繁栄をシェアできるように経済を再建するには、あいまいで空虚なプレスリリースではなく、企業の本社やウォールストリートで意志決定の方法を本質的に変えることが必要だ」と主張した。

これに対しビジネス・ラウンドテーブルの広報担当者は、参加企業は、従業員と顧客の健康と安全を優先し、引き続き可能な限り公平・包括的に事業を発展させるという昨年の約束の達成に向け努力してきたと声明を発表した。

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