日経平均は小反発、連休控え模様眺め 新政権の高支持率は安心材料
ロイター / 2020年9月18日 15時37分
9月18日、東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。連休を前に取引見送りムードが強かったが。為替の落ち着きや菅新政権への高い支持率は安心材料だった。菅内閣、官邸で16日撮影(2020年 ロイター/Issei Kato/Pool)
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。日本は4連休前ということもあり、取引見送り気分が強かった。為替の落ち着きや菅新政権への高い支持率は安心材料で、下値リスクが小さい一方、積極的に上値を追いかける機運も盛り上がらなかった。
日経平均は前営業日比1円82銭高と、ほぼ横ばい圏でスタート。その後、前引けにかけてプラス圏とマイナス圏を行き来する展開となった。後場は、連休入りを控えてポジションを傾けづらく、小幅高の水準でもみあった。
市場からは「菅義偉内閣の支持率の高さはマーケットにも安心感を与え、市場の安定につながっている」(三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之氏)との声が聞かれた。大統領選挙を控え不確実性の高い米国と比較して「内閣支持率が高いことや、行政改革、デジタル庁創設などの政策が好感され、今後、海外投資家のマネーが集まる可能性もある」(東海東京調査センターの平川昇二氏)との声もあった。
TOPIXも反発。東証33業種では情報・通信、証券、ゴム製品、医薬品など9業種が値下がり。パルプ・紙、海運、その他製品など24業種は値上がりした。
個別では、携帯電話会社が軟調。武田良太総務相が、携帯電話料金の引き下げについて「1割とかいう程度では改革にならない」と述べたと報じられたことが材料視された。NTTドコモ<9437.T>は年初来安値を更新。KDDI<9433.T>も売られた。一方、デジタル庁創設をテーマに、NTTデータ<9613.T>が買われた。
東証1部の騰落数は、値上がりが1600銘柄に対し、値下がりが488銘柄、変わらずが88銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 23360.30 ₊40.93
寄り付き 23321.19
安値/高値 23,290.19─23,398.46
TOPIX<.TOPX>
終値 1646.62 ₊8.02
寄り付き 1638.89
安値/高値 1,638.60─1,647.78
東証出来高(万株) 149974
東証売買代金(億円) 27151.56
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1「子どもが野菜を食べてくれない」悩みへの回答 科学的に正しい「野菜嫌いをなくす5つの方法」
東洋経済オンライン / 2024年7月27日 15時0分
-
2スズキ、コンパクトSUV「フロンクス」の最新情報を公開
財経新聞 / 2024年7月27日 16時36分
-
3ファミマ、「カラフル靴下」が2000万足突破の衝撃 地味だった衣料品売り場を「主役級」に大改革
東洋経済オンライン / 2024年7月28日 8時0分
-
4カスハラ被害、企業規模が大きいほど増加 最も被害が多い業界は?
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月28日 8時10分
-
5ホンダの「自動運転タクシーサービス」に衝撃! GMが自動運転専用車の開発凍結を発表!? 26年開始はどうなる?
くるまのニュース / 2024年7月27日 22時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)