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欧州医薬品庁、コロナ治療に抗炎症薬デキサメタゾン推奨

ロイター / 2020年9月19日 3時4分

[18日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は18日、新型コロナウイルスに感染して呼吸補助が必要な重症患者に対するステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」使用を推奨する方針を示した。承認されれば米ギリアド・サイエンシズ

デキサメタゾンについては、英オックスフォード大学の研究者らが6月、人工呼吸器の装着や酸素吸入が必要な重症患者に投与したところ死亡率が約30%低下したと発表。ただ重症でない患者には効果は確認されなかったとしており、世界保健機関(WHO)は同月、デキサメタゾンの投与は重症患者に限るよう呼び掛けた。日本ではすでに治療薬として承認されている。

EMAは英国の研究結果の検証を終えたとし、人工呼吸器の装着、もしくは酸素吸入が必要になっている患者への治療薬になる可能性があると表明。体重40キロ以上の12歳以上の子どもと成人に対し、処方量を1日1回6ミリグラム、処方期間を最長10日とすることを推奨するとした。

ギリアドのレムデシビルは、EMAが推奨を表明してから約1カ月で承認された。

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