クリスマス後の再ロックダウンの可能性も排除せず＝英学校担当相

　１２月１８日、英国のギブ学校担当相は、クリスマス後にも再びイングランド全土でロックダウン（都市封鎖）が実施される可能性を排除しないとの認識を示した。写真はロンドンのトラファルガー・シアターの前を歩く人。１６日撮影（２０２０年　ロイター/Hannah Mckay）

［ロンドン　１８日　ロイター］ - 英国のギブ学校担当相は１８日、クリスマス後にも再びイングランド全土でロックダウン（都市封鎖）が実施される可能性を排除しないとの認識を示した。ただ、地域的に対象を絞った制限措置が効果的だとも強調した。スカイニュースに対し述べた。

北アイルランドとウェールズはクリスマス後にロックダウンを行う計画を発表しており、イングランドもそれに倣うとの観測が高まっている。

同相は３度目のロックダウン導入の可能性について尋ねられ、「新型コロナウイルス感染抑制のため、いかなる選択肢も排除しない」と答えた。政府が再ロックダウンを視野に入れているかの確認に対しては「そうは言っていない。今ある３段階規制は非常に効果的だ」と述べた。

ロンドンなど一部地域では今週、飲食店の営業停止など最も厳しい第３段階の規制措置が導入済み、または導入される方向にある。