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米厚生長官、議事堂襲撃がトランプ氏の「レガシー汚す恐れ」

ロイター / 2021年1月18日 12時41分

アザー米厚生長官はトランプ大統領に辞表を送り、トランプ支持者らによる連邦議会議事堂乱入は同政権のレガシー(政治的遺産)に泥を塗る恐れがあると指摘した。17日撮影(2021年 ロイター/Eduardo Munoz)

[ワシントン 15日 ロイター] - アザー米厚生長官はトランプ大統領に辞表を送り、トランプ支持者らによる連邦議会議事堂乱入は同政権のレガシー(政治的遺産)に泥を塗る恐れがあると指摘した。

アザー氏は12日付の辞表でトランプ政権の功績を列挙し、その1つである新型コロナウイルスワクチン・治療薬の迅速な開発が「数十万人、あるいは数百万人の米国民の命」を救ったとたたえた。

ただ、議事堂乱入やトランプ氏による大統領選での不正の主張は「この政権の歴史的なレガシーに泥を塗る恐れがある」と続けた。「議事堂襲撃は米国の民主主義、そして平和的な政権移行の伝統に対する攻撃だ」と強調した。

アザー長官は新政権が発足する20日までは職にとどまる。

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