プーチン氏「西側はレッドライン警告軽視」、バイデン氏と年内会談も
ロイター / 2021年11月19日 1時43分
ロシアのプーチン大統領は、西側諸国がロシア政府の発する「レッドライン(越えてはならない一線)」の警告を軽視しているという認識を示した。11月18日、モスクワで撮影(2021年 ロイター/Sputnik/Mikhail Metzel/Pool via REUTERS)
[モスクワ 18日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は18日、西側諸国がロシア政府の発する「レッドライン(越えてはならない一線)」の警告を軽視しているという認識を示した。米国との関係については「不満足」としつつも、米政府との対話には引き続き「オープン」と述べた。
プーチン大統領はテレビ演説で、西側諸国の爆撃機がロシア国境から20キロ以内の地点を飛行しているとし、「われわれはこうした状況について重ねて懸念を表明しているが、西側諸国はロシアのレッドラインに関する警告を表面的にしか受け取ってないと理解している」と語った。
さらに、北大西洋条約機構(NATO)が対話に向けた全てのメカニズムを台無しにしていると批判した。
また、ペスコフ大統領報道官は、17日に行われた ロシアのパトルシェフ安全保障会議書記と米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)の電話会談について、プーチン大統領とバイデン米大統領との会談に向けた「準備の枠組み」と説明した。
パトルシェフ、サリバン両氏による会談では、サイバーセキュリティーやウクライナ、ベラルーシ国境での移民危機などについて協議が行われた。
ロシア通信(RIA)によると、ペスコフ報道官は、プーチン大統領とバイデン大統領が年内にオンライン会談を開催する可能性があるという見通しを示した。
この記事に関連するニュース
-
ゼレンスキー氏がバイデン、ハリス両氏と26日に会談 長射程ミサイル攻撃容認要請へ
産経ニュース / 2024年9月20日 10時26分
-
ウクライナ、長距離兵器でロ領内攻撃する軍事的理由ある=NATO高官
ロイター / 2024年9月15日 13時24分
-
米、ウクライナ長距離ミサイル使用巡る政策に変更なし=高官
ロイター / 2024年9月14日 2時52分
-
ロシア、戦争の拡大警告 米がウクライナに長距離ミサイル使用容認なら
ロイター / 2024年9月12日 1時31分
-
「世界大戦リスク」がこうも高まってきた背景事情 どの国境、どこの地域が舞台でもおかしくない
東洋経済オンライン / 2024年8月28日 18時0分
ランキング
-
1レバノンのポケベル&トランシーバー連続爆発事件 イスラエル情報機関、火薬埋め込みか
産経ニュース / 2024年9月21日 17時4分
-
2中国メディア、深圳男児殺害犯は「反社会分子」で「愛国」とは無関係強調 政府批判警戒か
産経ニュース / 2024年9月21日 17時47分
-
3男児刺殺、靖国落書き…相次ぐ「日本」標的事件 投稿サイトには「日本人学校にスパイ」
産経ニュース / 2024年9月21日 15時0分
-
4ハリス氏、中絶禁止を進める共和党を非難…「トランプ氏が女性の自由を奪おうとしている」
読売新聞 / 2024年9月21日 20時36分
-
5スリランカで大統領選=経済再建路線問う、三つどもえ
時事通信 / 2024年9月21日 20時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください