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米副大統領、ロシアへの制裁警告 NATO事務総長と会談

ロイター / 2022年2月19日 1時21分

ハリス米副大統領は18日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談し、ロシアがウクライナに侵攻すれば、制裁という形で「厳しい結果」がもたらされると述べた。4日撮影(2022年 ロイター/Leah Millis)

[ミュンヘン 18日 ロイター] - ハリス米副大統領は18日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談し、ロシアがウクライナに侵攻すれば、制裁という形で「厳しい結果」がもたらされると述べた。ロシアが外交に対しオープンであると明示する必要があるとも強調した。

「時間単位で」実施されている米国とNATOの関係強化に向けた取り組みは非常に重要だと強調。「ロシアが攻撃的な行動をとれば、これまで協議してきた制裁という観点で確実に厳しい結果がもたらされることにコミットしている」とした。

さらに「1国への攻撃は全てに対する攻撃」とし、プーチン大統領がウクライナ侵攻を決めれば、米国と同盟国は制裁措置を講じる用意があると言明した。

その上で「われわれは引き続き外交に対しオープンであると明確にしている。ロシアも外交に対し真剣であることを示す責任がある」と語った。

ストルテンベルグ事務総長は、北米と欧州は現在「ここ数年で実施してきた以上」のことを実施しており、ロシアの侵攻に対応するための重要な一歩だと指摘。欧州への米軍派遣は欧米が共有している安全保障に対する米国のコミットメントを如実に示すと語った。

ハリス米副大統領は18日中にバルト三国の首脳らと会談する。また19日にはウクライナのゼレンスキー大統領らと会談する予定。

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