金正恩氏帰国の途に、訪ロは「関係発展の新たな章」開く＝ＫＣＮＡ

　北朝鮮国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は９月１８日、ロシアを訪問した金正恩朝鮮労働党総書記（中央左）が極東ウラジオストクに立ち寄った後、帰国の途に就いたと伝えた。ウラジオストクで１６日撮影。ＫＣＮＡが１７日提供（２０２３年　ロイター）

Hyonhee Shin

[ソウル １８日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）は１８日、ロシアを訪問した金正恩朝鮮労働党総書記が極東ウラジオストクに立ち寄った後、帰国の途に就いたと伝えた。

金氏はウラジオストクに２日間滞在し、大学や水族館、飼料工場などを含め、軍事、経済、科学、教育、文化といったさまざまな分野の施設を視察した。

ＫＣＮＡは今回の訪問について、「同志的な友好と軍事的結束に根ざした両国の伝統的な善隣協力の絆をさらに強固なものにし、関係発展の新たな章を開く機会となる」とした。

北朝鮮の国営ラジオ「朝鮮の声」も１８日、金氏のウラジオストク訪問を報道。２国間関係の「急速な発展と強化の新たな時代が開かれた」とし、金氏がプーチン大統領らロシア政府高官の歓待に謝意を表したと伝えた。