(17日配信の記事)再送-中ロ首脳会談、イスラエル・ハマス衝突を協議も=通信社
ロイター / 2023年10月18日 11時35分
10月17日、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領と中国の習近平国家主席が今週北京で行う会談でイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突について協議する可能性があると述べた。2022年12月にモスクワで習主席(訂正)とテレビ会談を行うプーチン大統領。ロシア大統領府提供(2023年 ロイター)
[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は17日、プーチン大統領と中国の習近平国家主席が今週北京で行う会談でイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突について協議する可能性があると述べた。
ロシア通信(RIA)が伝えた。
プーチン大統領は16日、ハマスとイスラエルとの間の停戦確保に向け、イスラエルのネタニヤフ首相やイランのライシ大統領のほか、シリアのアサド大統領、パレスチナ自治政府のアッバス議長、エジプトのシシ大統領と電話会談し、民間人に対するいかなる暴力も容認できないと表明した。
ペスコフ報道官は、ハマスとイスラエルの衝突は米国の中東政策の失敗とのプーチン氏の見解を改めて表明。「紛争が拡大する恐れが残っている。地域全体が言語を絶する状況になりかねない」と述べた。
「重要なのは『熱い』戦争を終結させ、新たな取り組みで紛争解決プロセスを考えることだ」とも発言。「独立したパレスチナ国家が必要だ。イスラエルには安全の保証が必要で、イスラエル人は平和に暮らし、安心感を得るべきだ」と述べた。
複数の通信社によると、報道官は、プーチン氏がまだ和平計画を策定しておらず、計画をまとめる必要があると述べた。
国連安全保障理事会は16日、イスラエルとハマスの衝突を巡りロシアが提出した決議の採決を行い、否決した。ロシアは13日、人道危機を回避するための即時停戦を求める決議案を提出した。
プーチン大統領は17日午前、北京に到着。習氏と会談する。ウクライナ戦争下で「無制限の」協力関係を示す狙いがある。
※キャプションの誤字を修正し再送します。
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