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国連安保理、イスラエル・ガザ紛争巡るブラジル案を18日採決へ

ロイター / 2023年10月18日 9時47分

 10月17日、国連安全保障理事会は、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求めるブラジルの決議案を18日に採決する。ガザ地区北部で11日撮影(2023年 ロイター/Anas al-Shareef)

Michelle Nichols

[国連 17日 ロイター] - 国連安全保障理事会は、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求めるブラジルの決議案を18日に採決する。

外交筋によると、安保理はその後、アラブ首長国連邦(UAE)とロシアの要請で、17日に起きたガザの病院空爆について討議するという。この空爆では数百人の死者が出ている。

パレスチナのマンスール国連大使は病院で「虐殺」を実行したとイスラエル軍を非難し、即時停戦を要求。イスラエルのエルダン国連大使は、パレスチナの過激派武装組織「イスラム聖戦」に責任があるとする声明を発表した。

安保理は当初、ブラジル案の採決を16日に実施する予定だったが、交渉の時間をさらに確保するため24時間延期された。その後、米国がさらに延期を求めた。

拒否権を有し伝統的に安保理のいかなる措置からも同盟国イスラエルを守ってきた米国が決議案の採択を容認するかどうかは不明。決議案はイスラエルに言及せずに、ガザの住民に対する地区南部への避難指示撤回も求めている。

ブラジル案は「ハマスによるテロ攻撃」を具体的に非難している点を除けば、基本的に16日の採決で否決されたロシアの決議案をより詳細にした内容となっている。

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