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米GM、ミシガン工場での電動ピックアップ生産開始を1年延期

ロイター / 2023年10月18日 12時47分

 10月17日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、ミシガン州オリオンタウンシップ工場での電動ピックアップトラックの生産開始を1年延期すると発表した。写真はGMのロゴ。ミシガン州 デトロイトで2021年3月撮影(2023年 ロイター/Rebecca Cook)

David Shepardson Ben Klayman

[デトロイト 17日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は17日、ミシガン州オリオンタウンシップ工場での電動ピックアップトラックの生産開始を1年延期すると発表した。電気自動車(EV)需要が伸び悩んでいることが理由。

この動きはEV生産と需要が予想ほど強くない可能性を改めて浮き彫りにした。GMは同工場におけるEVピックアップ「シボレー・シルバラード」と「GMCシエラ」の生産開始を2024年終盤としていたが、2025年終盤にずれ込む見通しとなった。

予定変更は、変化するEV需要に合わせてより良い設備投資を行うためだとしたが、電池工場計画には影響はないと説明した。同社は7月、オハイオ州のアルティウム合弁工場の電池生産が、オートメーション装置のサプライヤーが納期の問題に見舞われているため妨げられていると明らかにしている。

GMは7月、2022年から24年上半期までで40万台としている従来のEV生産目標を維持し、25年のEV売上高を500億ドルと予測した。23年下半期はEV約10万台の生産を目指しているという。

ロイターは7月、米EV市場は伸びているものの、ディーラーで売れ残りが生じないほどのペースではないと報じた。

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