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国連安保理、ガザ戦闘一時停止要請の決議案否決 米が拒否権行使

ロイター / 2023年10月19日 0時42分

国連安全保障理事会はイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求めるブラジルの決議案を否決した。米国が拒否権を行使した。18日、ニューヨークの国連本部で撮影(2023年 ロイター/Mike Segar)

[国連 18日 ロイター] - 国連安全保障理事会は18日、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突を巡り、パレスチナ自治区ガザへの援助提供を可能にするため、紛争の人道的な一時停止を求めるブラジルの決議案を否決した。米国が拒否権を行使した。

安保理は当初、ブラジル案の採決を16日に実施する予定だったが、交渉の時間をさらに確保するため24時間延期された。その後、米国がさらに延期を求め、採決はここ数日で2回延期されていた。

18日の採決では12カ国が賛成票を投じた一方、ロシアと英国は棄権した。

米政府は伝統的に安保理のいかなる行動からも同盟国であるイスラエルを守ってきた。

国連のグテレス事務総長は18日、人質解放とガザへの支援物資提供を可能にするため、人道的な一時停戦の即時締結を求めた。

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