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イスラエル軍、ガザ北部で攻勢強化 米大統領補佐官が訪問へ

ロイター / 2024年5月18日 17時28分

 イスラエル軍は17日、パレスチナ地区ガザ北部のジャバリアで攻勢を強めた。写真は、米国が建設した浮桟橋から搬入した人道支援物資を運ぶトラック(2024年 ロイター/Reuters TV)

Nidal al-Mughrabi

[カイロ 17日 ロイター] - イスラエル軍は17日、パレスチナ地区ガザ北部のジャバリアで攻勢を強めた。住民によると、イスラエルの部隊は難民キャンプ中心部にある市場まで前進し、途中にある家や商店をブルドーザーで破壊した。

ジャバリア西部の住民アイマン・ラジャブさんは、「戦車や航空機が住宅街や市場、商店、飲食店を消していった。世界はこの状態に片目をつぶっている」と、チャットで訴えた。

イスラエル軍の攻撃強化により、すでに数十万人の住民らが避難したガザ南部ラファでは、濃い煙が立ち上るのが目撃された。

戦闘が激しさを増す中、米軍は、新しく設置した浮桟橋から人道支援物資の搬入が始まったと発表した。

米ホワイトハウスによると、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は19日にイスラエルを訪問し、ラファへの全面攻撃ではなく、イスラム組織ハマスに照準を絞った攻撃をする必要性について訴える。

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