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仏サノフィ、印バックオフィス拠点に4.37億ドル投資へ 人員倍増

ロイター / 2024年7月18日 14時2分

 7月17日、フランス製薬大手サノフィはインドに置いている「グローバル・キャパシティー・センター」と呼ばれるバックオフィス(間接部門)に対して2020年代末までに4億ユーロ(4億3724万ドル)を投資する計画だ。仏リヨンで昨年9月撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

Rishika Sadam

[ハイデラバード 17日 ロイター] - フランス製薬大手サノフィはインドに置いている「グローバル・キャパシティー・センター(GCC)」と呼ばれるバックオフィス(間接部門)に対して2020年代末までに4億ユーロ(4億3724万ドル)を投資する計画だ。

今後2年で従業員を2倍以上に増やす。事業運営担当エグゼクティブバイスプレジデントのマドレーヌ・ローチ氏が17日開催されたイベントで明らかにした。

第1弾として来年までに1億ユーロ(1億0931万ドル)を投資する。GCCは南部の都市ハイデラバードに置かれ、従業員1000人を擁し、同社にとって世界最大の海外拠点。

ローチ氏によると、2026年までに従業員数を2600人に拡大するのが目標。デジタルチームを拡充し、人工知能(AI)ツールを効果的に活用すべくデータサイエンティストやデータエンジニアを採用する。

ハイデラバードのGCCは医薬品の臨床試験に関連する文書作成業務がかなりの割合を占める見込み。サノフィはハンガリー・ブタペスト、マレーシア、コロンビアにもGCCを構築している。

ローチ氏はインドでの事業拡大に注力している理由として優秀な人材や地政学的要因を挙げた。

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