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バイデン氏撤退、米に最善の利益となる兆候強まる=民主上院議員

ロイター / 2024年7月19日 2時7分

米民主党のヒッケンルーパー上院議員(コロラド州選出)は、バイデン大統領(写真)が米国を第一に考え、大統領選にとどまるかどうかの決断に動いているという認識を示した。16日撮影(2024年 ロイター/Tom Brenner)

[リホボスビーチ(米デラウェア州) 18日 ロイター] - 米民主党のヒッケンルーパー上院議員(コロラド州選出)は、バイデン大統領が米国を第一に考え、大統領選にとどまるかどうかの決断に動いているという認識を示した。

前回2020年大統領選の民主党候補指名争いに参戦したヒッケンルーパー議員はロイターとの電話インタビューで、バイデン大統領が選挙戦から撤退すべきと言明することは避けつつも、「(撤退するかは)バイデン氏が決めることだが、それが米国にとり最善の利益になるという兆候は確実に増えている」と語った。

「バイデン氏は常に国を第一に考え、米国にとって最善の行動を取ってきた」とし、「彼はその方向に向かって取り組んでいる」とした。

36年間にわたり上院議員を務めたバイデン氏を高く評価している民主党員の間では「バイデン氏が大統領選に出馬すべきでないと考えつつも、大きな喪失感を感じている」とし、苦悩の念が広がっていると明らかにした。

同時に「不安や不満がこれほど大きいと、党を結束させることは誰にとっても難しい」とし、「バイデン氏は今でも愛されている。ただ、4年前と同じ状況ではない」と述べた。

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