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NY外為市場=ドル上昇、経済指標受け ECB理事会後ユーロ下落

ロイター / 2024年7月19日 6時2分

終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が上昇した。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が上昇した。米フィラデルフィア連銀業況指数が市場予想を大幅に上回る結果となったことを受けた。一方、ユーロは下落。欧州中央銀行(ECB)理事会は予想通り政策金利を据え置いた。

米フィラデルフィア地区連銀が18日に発表した7月の製造業業況指数は13.9と6月の1.3から上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値(2.9)も上回り、4月以来の高水準となった。

主要通貨に対するドル指数は0.49%高の104.18。一時、4カ月ぶりの安値となる103.64まで沈む場面もあった。

18日のECB理事会後の記者会見で、ラガルド総裁は9月の利下げについて、「ワイドオープン(何も決まっていない)」と発言。域内の物価圧力は依然として高く、インフレ率は来年までECB目標を上回るとして、次の動きについて示唆を与えなかった。 

ユーロは0.37%安の1.0897ドル。前日は1.0947ドルと4カ月ぶりとなる高値を付けていた。   

アネックス・ウェルス・マネジメントの主任エコノミスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は、ECBによる前回の利下げは慎重に行われたと言及。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを行う際は、「1─2カ月間のデータが芳しくなかったとしても利下げの軌道から外れることのない、自信のある利下げになるだろう」と述べた。    

次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、7月30─31日に開催予定。    

ドルは対円で0.7%高の157.26円。前日は、6月12日以来のドル安/円高となる1ドル=156.09円に沈んだ。

ポンドは0.5%安の1.2945ドル。

英国立統計局(ONS)が18日発表した3─5月の賃金上昇率はボーナスを除くベースで前年同期比5.7%と、2─4月の6.0%から鈍化し、2022年夏以来の低い伸びとなった。

暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.70%安の6万3428.00ドル。イーサも0.62%安の3394.90ドルとなった。

ドル/円 NY終値 157.37/157.38

始値 156.39

高値 157.39

安値 156.20

ユーロ/ドル NY終値 1.0896/1.0898

始値 1.0931

高値 1.0936

安値 1.0894

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