ブラックストーン、第2四半期が3%増益 予想には届かず
ロイター / 2024年7月19日 7時8分
米投資会社ブラックストーンが18日発表した第2・四半期決算は、分配可能利益が13億ドルで、前年同期比3%増加した。写真はニューヨークで2023年1月撮影(2024年 ロイター/Jeenah Moon)
Echo Wang
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米投資会社ブラックストーンが18日発表した第2・四半期決算は、分配可能利益が13億ドルで、前年同期比3%増加した。1株当たりは0.96ドルと、LSEGのデータに基づくアナリスト予想平均の0.98ドルをわずかに下回った。
プライベートエクイティ(PE)部門とクレジット部門の分配可能利益がそれぞれ16%と51%の増加となった半面、不動産部門は19%の減益だった。
高金利がブラックストーンの保有する不動産の価値を圧迫し、割高なコストでのディールを強いたが、クレジット資産の価値は向上した。
不動産についてはオフィス物件を避け、物流施設や賃貸住宅を重視。年初来の投資額は150億ドルと、前年同期比で2.5倍近く増えている。
スティーブン・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)は「われわれは未来の価値創出に向けて種をまいているところだ」と述べた。
シュワルツマン氏は、人工知能(AI)も成長が期待できる分野に挙げた上で、ブラックストーンが既に開発されたか建設中のデータセンター資産を550億ドル保有するとともに、この分野へさらに700億ドルを投じる可能性があると説明した。
ブラックストーンの第2・四半期預かり資産は1兆1000億ドルで、前年同期比7%増加して過去最大となった。
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