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海外勢の米国債保有、5月は過去最高 日本の保有高は減少

ロイター / 2024年7月19日 8時59分

米財務省が18日発表した5月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆1290億ドルと、4月の8兆0400億ドル(改定値)から増加し、過去最高を記録した。写真はソウルで2011年9月撮影(2024年 ロイター/Lee Jae-Won)

Alden Bentley

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米財務省が18日発表した5月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆1290億ドルと、4月の8兆0400億ドル(改定値)から増加し、過去最高を記録した。

日本の保有額は4月の1兆1500億ドルから1兆1280億ドルに減少した。減少は当局が円安に歯止めをかけるため介入を開始したとみられる時期と重なる。

日本は依然として保有額で首位。第2位の中国は4月の7700億ドルから7680億ドルに減少した。

長期証券の海外勢による純取得額と銀行資金の流入額の合計は158億ドルで、内訳は民間資金の流入が73億ドル、海外公的機関からの流入が86億ドルだった。

米国債は5月に上昇し、利回りは低下した。米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを実施するとの見方が背景。

10年債利回りは5月に4.684%から4.512%に、2年債利回りは5.046%から4.893%にそれぞれ低下した。

TDセキュリティーズの米金利戦略責任者、ゲンナディ・ゴールドバーグ氏は「海外勢は大部分が買い越しで、金利が低下したことと一致する」と指摘。「日本(の減少)が目立ったのは介入の影響とみられる」と話した。

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