原油先物小動き、ＦＯＭＣの決定待ち

　９月１８日、原油先物価格は小動き。投資家は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の決定待ち。写真は米連邦準備制度理事会ビル。ワシントンで２０２２年６月撮影（２０２４　ロイター／Sarah Silbiger）

Yuka Obayashi

[東京 １８日 ロイター] - １８日の原油先物価格は小動き。投資家は米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の決定待ち。

００５３ＧＭＴ（日本時間午前９時５３分）時点で、北海ブレント先物１１月限は０．０３ドル安の１バレル＝７３．６７ドル。米ＷＴＩ先物１０月限は０．１１ドル（０．２％）安の７１．０８ドル。

フジトミ証券のアナリスト、村石充氏は、米国でのハリケーン被害や中東情勢の緊迫化に対する懸念が織り込まれ、市場は落ち着いていると指摘。投資家は米国の燃料需要を押し上げ、ドル安をもたらす可能性のある米利下げに注目しているという。

同氏はまた、先週にブレントが２０２１年以来の安値を付けたことを受け、原油価格は強気基調を維持する可能性が高いと予想した。