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米小売業者の年末商戦雇用、昨年より減る見込み=調査会社

ロイター / 2024年9月18日 12時1分

 9月17日、米小売業者は、今年の年末商戦に向けた季節労働者の雇用を昨年に比べて減らす見通しだ。写真は肉を買う男性。米ワシントンで8月撮影(2024 ロイター/Kaylee Greenlee Beal)

Savyata Mishra

[17日 ロイター] - 米小売業者は、今年の年末商戦に向けた季節労働者の雇用を昨年に比べて減らす見通しだ。労働市場の軟化や個人消費の減速が理由という。ロイターが入手した米調査会社チャレンジャー・グレー・アンド・クリスマスのリポートで明らかになった。

米小売業者はホリデーシーズンとなる今年10─12月、新たに52万人を雇用すると予想されている。チャレンジャー社が労働省発表の季節調整前データを分析したところ、昨年同時期の雇用者数は56万4200人だった。

チャレンジャー社の上級副社長であるアンドリュー・チャレンジャー氏は「今回の予測は、雇用の伸び鈍化や消費者の支出抑制を考慮した。季節労働者は雇用されるが、季節が進むにつれてニーズは変動する可能性がある」と述べた。

調査会社デロイトが先週公表したデータによると、ホリデーシーズンの売上高の伸びは、根強いインフレや消費者の節約志向を背景に、過去6年間で最も鈍化するとみられる。

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