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海外勢の米国債保有、7月は過去最高 日本の保有高は縮小

ロイター / 2024年9月19日 8時16分

 9月18日、米財務省が発表した7月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆3390億ドルで、6月の8兆2110億ドルから増加し、過去最高を記録した。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[18日 ロイター] - 米財務省が18日発表した7月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有額は8兆3390億ドルで、6月の8兆2110億ドルから増加し、過去最高を記録した。

日本の米国債保有額は、6月の1兆1180億ドルから1兆1160億ドルに減少し、10月以来の水準に落ち込んだ。ただ、日本は依然として米国債の最大の保有国である。

第2位の中国の米国債保有額は6月の7802億ドルから7765億ドルに減少した。

市場参加者は、日本の米国債保有を注視している。日本当局は4月下旬から5月、そして7月にもドル売り円買い介入を行ったもようで、資金の一部は米国債売却で賄ったものと思われる。

7月末の公式データによれば、日本当局は同月に円相場を支援するため5兆5300億円規模の介入を行った。

米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が近いとの見方を背景に7月に米国債利回りは低下した。FRBは17─18日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き下げた。利下げは4年半ぶり。年内にさらに0.50%ポイントの追加利下げを実施する見通しも示した。

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