ＴＳＭＣ、ファーウェイ取引巡り米が調査と報道 法令順守強調

米メディアのジ・インフォメーションは、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が中国通信機器大手の華為技術（ファーウェイ）向けに人工知能（ＡＩ）やスマートフォン用の半導体を製造していないか米商務省が調査していると報じた。写真は２０２３年７月、台湾の新竹市で撮影（２０２４年　ロイター/Ann Wang）

[台北 １８日 ロイター] - 米メディアのジ・インフォメーションは、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が中国通信機器大手の華為技術（ファーウェイ）向けに人工知能（ＡＩ）やスマートフォン用の半導体を製造していないか米商務省が調査していると報じた。

これを受けてＴＳＭＣは１８日、法律を順守する企業だと強調し、輸出管理を含む法令順守にコミットしていると表明した。

その上で「問題の可能性があると考えるに足る理由があれば、調査を実施し、必要に応じて顧客や規制当局を含む関係者と積極的に連絡を取るなど、順守を確実にするため迅速な措置を講じる」とした。