オープンAI・CEOの暗号資産事業が改称、生体認証活動を強化
ロイター / 2024年10月18日 10時48分
米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が手掛ける暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールドコイン」は17日、「ワールドネットワーク」に改称すると発表した。写真は2023年11月、カリフォルニア州サンフランシスコで撮影(2024年 ロイター/Carlos Barria)
Anna Tong
[サンフランシスコ(米カリフォルニア州) 17日 ロイター] - 米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が手掛ける暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールドコイン」は17日、「ワールドネットワーク」に改称すると発表した。
「オーブ」と呼ぶ球状の装置を使って目の虹彩をスキャンした人に「ワールドID」を発行する活動を強化する方針も示した。
ワールドIDは所持者が人工知能(AI)チャットボットではなく本物の人間だと証明するもので、同社は「デジタルパスポート」としている。一部の国では虹彩スキャンを申し込んだ人に無料で仮想通貨ワールドコイン(WLD)を提供している。
ただ、個人データの収集については批判も出ている。
ワールドネットワークは17日にサンフランシスコで開いたイベントで、オーブの新バージョンを導入。高速通信規格「5G」に対応しており、個人情報保護やセキュリティー機能を強化したという。
さらに、オーブ専門の店舗設置や、中南米の宅配アプリ「ラッピ」との提携など、オーブの利用促進に向けた一連の方策を打ち出した。
ワールドネットワークの母体企業はサンフランシスコとドイツ・エルランゲンが拠点のツールズ・フォー・ヒューマニティ(TFH)。同社によると、2023年7月のプロジェクト立ち上げ以来、690万人以上が虹彩のスキャンを受けるために登録した。
この記事に関連するニュース
-
サム・アルトマン氏共同創業のWoldcoin、Worldに名称変更 次世代「Orb」も披露
ITmedia NEWS / 2024年10月18日 9時17分
-
活気欠くビットコイン、次の相場イベントを探る動き
ロイター / 2024年10月9日 14時25分
-
米大統領選挙をも動かす「ビットコインマネー」 トランプ氏が"仮想通貨大国"にすると宣言
東洋経済オンライン / 2024年10月7日 8時0分
-
ペイパル、法人口座持つ米企業が暗号資産売買・保有可能に
ロイター / 2024年9月26日 8時17分
-
Web3に関する認知度アンケート調査の結果を発表
PR TIMES / 2024年9月25日 15時15分
ランキング
-
1ハンコをつくっているシヤチハタが、なぜ“尿ハネに会える”商品を開発したのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月18日 8時10分
-
2AI翻訳「ポケトーク」アメリカ市場を席巻の原動力 専用端末、セキュリティ重視で公的機関に浸透
東洋経済オンライン / 2024年10月18日 8時0分
-
3「中国製旅客機」まさかの国に売れるかも? 「欧米のお墨付き」まだだけど…どこが買うの?
乗りものニュース / 2024年10月18日 7時42分
-
4「本音で話せない職場」はなぜできるのか 管理職のある“勘違い”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月18日 7時25分
-
5「億り人」も集まる、知られざる投資家イベント 投資信託という巨大マーケットに集まる面々
東洋経済オンライン / 2024年10月18日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください