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国内超長期債、30年金利2.5%程度が上乗せ購入の目線=大同生命・24年度下期運用計画

ロイター / 2024年10月18日 12時26分

 10月18日、T&Dホールディングス傘下の大同生命保険は、2024年度下期の一般勘定資産運用計画で、国内超長期債投資では30年金利が2.5%程度に上昇することが、従来計画に上乗せして投資する場合の目線になるとの考えを示した。写真は都内で2011年8月撮影(2024 ロイター/Yuriko Nakao)

Noriyuki Hirata

[東京 18日 ロイター] - T&Dホールディングス傘下の大同生命保険は18日、2024年度下期の一般勘定資産運用計画で、国内超長期債投資では30年金利が2.5%程度に上昇することが、従来計画に上乗せして投資する場合の目線になるとの考えを示した。

運用企画部長の佐藤孝明氏がロイターなどに対し語った。国内債券への投資は、下期に1000億円程度を見込んでいる。上期に1900億円積み増したが、期初時点では年度で3000億円程度の購入を計画しており「おおむね年度で考えていた計画プラスアルファのペース」(佐藤氏)という。

一方、3月末の30年金利を2.5%程度と予想しているといい、計画に上乗せする形で国内債を購入する可能性としては「買えるとしたらその辺りが一つの目線になる」(佐藤氏)とした。

日銀の追加利上げへの警戒感は、次期春闘での賃上げ動向がみえてくる年度末までくすぶり、国内金利は上昇基調が継続すると見込む。同社では年末1回、年明け後1回と、年度内1─2回の利上げを見込んでいる。

外国債券は横ばいを見込む。為替ヘッジコストは徐々に低下に転じたものの、依然として高水準でもあり、ヘッジ外債は上期に500億円残高を減らした。オープン外債は円安進行を受けて利益を一部確定し、残高が150億円減少した。

内外株式は、株価水準や景気悪化リスクなどを考慮し上期に利益を一部確定し残高を調整した。国内株の残高は250億円、外国株式は550億円、それぞれ減少した。政策保有株は引き続き計画的に圧縮する。

◎24年度下期の相場見通し(レンジと年度末)は以下の通り。

日本国債10年物利回り 0.70―1.40%(年度末1.20%)

米10年債利回り    3.30─4.30%(同3.60%)

日経平均        3万3500円─4万2500円(同3万8500円)

米ダウ         3万8000ドル─4万7500ドル(同4万3000ドル)

ドル/円        130―153円(同140円)

ユーロ/円       147―169円(同154円)

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