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英BP、洋上風力事業の少数権益売却を模索 再エネ縮小の一環

ロイター / 2024年10月18日 13時26分

英石油大手BPが洋上風力発電事業の少数権益の売却を検討している。関係者4人が明らかにした。オーキンクロス最高経営責任者(CEO)による再生可能エネルギー事業縮小の一環という。写真はポーランド・ピエンコフのガソリンスタンドのBPロゴで2022年6月撮影(2024年 ロイター/Kacper Pempel)

Andres Gonzalez Ron Bousso

[ロンドン 17日 ロイター] - 英石油大手BPが洋上風力発電事業の少数権益の売却を検討している。関係者4人が明らかにした。オーキンクロス最高経営責任者(CEO)による再生可能エネルギー事業縮小の一環という。

同社は再エネ事業で利益が減り、石油・天然ガスの利ざやが拡大する中で、2020年から取り組むエネルギー移行戦略が投資家から批判されている。

今年1月に就任したオーキンクロス氏は、再エネ拡大と石油・ガス生産削減というルーニー前CEOの方針を転換し、より収益性の高い事業に集中すると発表。

ロイターは6月、BPが新規の洋上風力事業への投資を停止したと報じた。

BPは先月、米国の陸上風力事業の売却計画を明らかにした。 BPは現在、操業中の洋上風力事業を保有していない。ただ、英国やドイツ、米国、アジアで洋上風力事業の権益を保有しており、開発中の案件の発電容量は6月末時点で9.6ギガワットだった。  

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