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インフレ下振れリスクを注視、政策選択肢はオープン=仏中銀総裁

ロイター / 2024年10月18日 20時16分

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は18日、インフレ率が目標が下回るリスクはいまや上回るリスクと同程度になっているとして、今後の理事会での選択肢を完全にオープンにしていると述べた。本部で昨年3月撮影。(2024年 ロイター/Heiko Becker/File Photo)

[パリ 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は18日、インフレ率が目標が下回るリスクはいまや上回るリスクと同程度になっているとして、今後の理事会での選択肢を完全にオープンにしていると述べた。

ECBは17日、今年3回目となる利下げを決定。総裁は記者団に、インフレ率は来年、ECBの目標である2%に予想より早く到達するとみられると述べ、今後はインフレ率が目標を大幅に下回るリスクに、上振れリスクと同程度の注意を払うべきだと述べた。

17日の利下げ決定後も、市場は来年3月までの3回の追加利下げをほぼ100%織り込んでいる。ビルロワドガロー総裁は「私の目には方向性は明らかだ。われわれは制約的金融政策の修正を適切に続けるべきだ」と述べる一方で、国際情勢が不透明な中、機動的な判断が必要で、今後の理事会での選択肢はオープンにしているとした。ECBは、目先予想される変動を観察しつつデータフローを重視し、先行指標や予測を考慮に入れると述べた。

エストニア中銀のミュラー総裁は18日のブログ投稿で、9月に発表した前回予測以降、見通しは大きく変わったと指摘。「経済成長は1ー2カ月前に予想されていたよりも緩やかになるとみられ、価格上昇圧力も弱まるだろう」と述べた。

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