訪独の米大統領、西側諸国のウクライナ支援継続求める
ロイター / 2024年10月19日 0時48分
[ベルリン 18日 ロイター] - バイデン米大統領は訪問先のベルリンで18日、ロシアから全面侵攻を受けるウクライナへの西側諸国の支援継続を求めた。ドイツのショルツ首相との首脳会談前に記者団に述べた。投開票が迫る米大統領選挙では接戦が繰り広げられており、ウクライナ支援がこれまで通りに続けられるかどうかには懸念も出ている。
バイデン氏は声明で「ウクライナが厳しい冬を迎える中、われわれは決意を維持し続けなければならない」と西側諸国の結束を呼びかけた。支援に関する負担は大きいものの、大国が小国を攻撃したり虐げたりする行動を阻止することの重要性を強調した。
ショルツ氏との会談では、ロシアの凍結資産を活用してウクライナへの軍事的支援を増やし、民間エネルギー基盤を強化する取り組みや、中東紛争などがテーマとなる。
ドイツのシュタインマイヤー大統領は、バイデン氏にドイツの最高位の功労勲章を授与する式典で、トランプ氏が大統領在任時の欧米の緊張関係に言及。「ほんの数年前に相互の距離は広がり、見失いそうになっていた」とし、「バイデン氏が大統領に選出され、一夜にして同盟関係への希望が回復された」と述べ、北大西洋条約機構(NATO)の同盟関係が不可欠だと強調した。
米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は、ウクライナへの支援縮小を示唆。NATO同盟国への支援にも条件を付ける考えを示している。
18日午後には英国のスターマー首相とフランスのマクロン大統領が加わり、ウクライナでの戦闘終結の方法などについて会談する。
この記事に関連するニュース
-
プーチンの断末魔が聞こえてくる…トランプ次期大統領の「会談のお誘い」にすがるしかないロシアの苦しい懐事情
プレジデントオンライン / 2025年1月17日 18時15分
-
トランプ新政権の日本への意味とは その4 孤立主義ではない
Japan In-depth / 2025年1月9日 11時0分
-
ゼレンスキー氏が語った戦争の終わり方、そして日本への感謝 千日超えたウクライナ侵攻、その行方は(後編)
47NEWS / 2024年12月24日 9時30分
-
ゼレンスキー氏の独首相批判は不当、NATO事務総長が見解
ロイター / 2024年12月23日 16時19分
-
「一刻も早い和平」で一致 独首相、トランプ氏と会談
共同通信 / 2024年12月20日 10時36分
ランキング
-
1ロシア国防省が「クルスク州の占領地域63%を奪還」と主張 反撃の進展を強調
産経ニュース / 2025年1月17日 19時28分
-
2尹大統領の逮捕状請求=発付なら最大20日間拘束―韓国捜査当局
時事通信 / 2025年1月17日 19時59分
-
3トランプ氏の大統領就任式、議会議事堂内の円形大広間で開催へ…厳しい寒波で「外に何時間もいるのは危険」
読売新聞 / 2025年1月18日 5時32分
-
4ロシアとイランが「戦略パートナー条約」に署名 反欧米で結束誇示 相互防衛条項は含まず
産経ニュース / 2025年1月17日 23時53分
-
5習氏「2国間関係、良いスタートを望む」 トランプ氏は貿易問題協議と発表 米中電話会談
産経ニュース / 2025年1月17日 23時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください