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豪中首脳会談、「関係安定化に進展」 トランプ次期米政権念頭に

ロイター / 2024年11月19日 0時50分

中国の習近平国家主席は18日、オーストラリアのアルバニージー首相と会談し、中豪関係は回復し、両国が発展に向けてプラスの勢いを維持していると述べた。国営新華社が伝えた。ペルー・リマで16日撮影(2024年 ロイター/Agustin Marcarian)

[北京 18日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は18日、オーストラリアのアルバニージー首相と20カ国・地域(G20)首脳会議の開催地ブラジル・リオデジャネイロで会談した。習主席は、中豪関係は回復し、両国が発展に向けてプラスの勢いを維持していると述べた。国営新華社が伝えた。

報道によると習氏は、オーストラリアが中国企業に差別のないビジネス環境を提供することを望むと述べたという。

一方、アルバニージー氏は会談の冒頭で「貿易はより自由に行われ、両国とその国民や企業に利益をもたらしている」と指摘。「両国関係の安定化に向けた心強い進展があった」と述べた。また、両国はエネルギー転換と気候変動の分野で協力する機会を模索していく方針を示した。

アナリストらによると、中国との関係安定化を目指すオーストラリアの政策は、トランプ次期米政権が中国に高額関税を課す方針を示したこととは対照的だ。

アルバニージー氏は17日、トランプ次期大統領の対中関税公約について記者団に問われると、米中の二国間関係には関与しないと述べた。

ローウィー研究所東アジア上級研究員リチャード・マクレガー氏は「トランプ次期政権下のオーストラリアの対米政策は、安全保障面での結びつきを深める一方で、貿易面ではより不調和で攻撃的な関係になるという、2つの路線で進む傾向がますます強まっているようだ」と指摘した。

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