インフレ抑制の最後の詰めを急ぐ必要ない=アイルランド中銀総裁
ロイター / 2024年11月19日 1時43分
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は18日、インフレ抑制に向けたECBの取り組みを急いで終わらせる必要はないと述べた。7月撮影(2024年 ロイター/Jana Rodenbusch)
[ダブリン 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は18日、インフレ抑制に向けたECBの取り組みを急いで終わらせる必要はないとし、政策担当者は引き続き慎重かつ用心深くあるべきだと述べた。
マクルーフ氏は、ECBが金融政策を制限的な領域から脱却できると確信しているかとの質問に対し「仕事が終わったとは思わない。順調に終わりに向かっていると思うが、現時点では急ぐ必要性も感じていない」と回答。サービスインフレ率は依然として自身の予想よりわずかに高いとした上で、個人的見解として「慎重さと用心深さが少しは評価されるようになり、今後もその姿勢を続けるべきだ」と語った。
12月理事会での利下げを「確実」と断言するのは少々行き過ぎであり、50ベーシスポイント(bp)の利下げを検討するには「かなり圧倒的な」証拠が必要だとも述べた。
米大統領選でのトランプ氏勝利がインフレに対する考え方に変化をもたらすかとの質問に対しては、「米国の新政権が具体的に何をするのか結論を出すのは時期尚早だ。その仮定に基づいて決定を下すのも時期尚早だと思う」と答えた。
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