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インド、最大25%の鉄鋼セーフガード関税を計画 中国念頭

ロイター / 2024年12月18日 12時36分

 12月17日、インド政府は、鉄鋼製品に一定期間、最大25%のセーフガード関税を課す計画。写真はパンジャーブ州にある工場の鉄鋼加工ライン。10月撮影(2024 ロイター/Priyanshu Singh)

Manoj Kumar

[ニューデリー 17日 ロイター] - インド政府は、鉄鋼製品に一定期間、最大25%のセーフガード関税を課す計画。中国からの安価な輸入品の流入を抑制する。業界関係者や政府筋が明らかにした。

安価な中国製品が国内鉄鋼メーカーに悪影響を及ぼしているか調査した上で導入するとみられる。調査は1カ月以内に終了する可能性が高い。

中小の製造業者の懸念に配慮し、大手鉄鋼メーカーが鉄鋼製品を割引価格で中小企業に販売する。市場価格より約20%値引きされるという。

大手鉄鋼メーカーは中国製の安価な輸入品に懸念を示していた。

インドは世界2位の粗鋼生産国だが、昨年度(4─3月)に鉄鋼の純輸入国に転じた。今年度最初の7カ月間の輸入は7年ぶりの高水準だった。

鉄鋼省は今月、平鋼製品に25%のセーフガード関税を2年間課すことを提案した。

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