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ガザ停戦合意へ取り組み続く、イスラエルの空爆で20人死亡

ロイター / 2024年12月18日 20時46分

 12月18日、米国とアラブ諸国は、パレスチナ自治区ガザでの停戦合意に向けた取り組みを続けた。写真はガザのハンユニスで、空爆を受けたキャンプに立ち尽くす男児(2024年 ロイター/Hatem Khaled)

By Nidal al-Mughrabi

[カイロ 18日 ロイター] - 米国とアラブ諸国は18日、パレスチナ自治区ガザでの停戦合意に向けた取り組みを続けた。一方、医療関係者によると、イスラエルの攻撃で少なくとも20人が死亡した。

エジプトのカイロで行われている交渉に詳しい関係筋は17日、ガザでの停戦と人質解放を巡り、数日以内に合意が得られる可能性があるとの見方を示した。

こうした中、医療関係者はイスラエル軍の空爆により、ガザ北部ベイトラヒヤの住宅で少なくとも10人が死亡したと明らかにした。また、ガザ市、中部ヌセイラートの難民キャンプ、エジプトとの国境近くのラファで空爆により合わせて6人が、北部ベイトハヌーンでは住宅への空爆で4人が死亡した。

パレスチナ当局高官は18日、仲介者は合意の条項の大部分で主張の隔たりを縮めたが、イスラエルが新たに提案した条件については、イスラム組織ハマスが拒否したと述べた。詳細については言及を避けた。

米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は同日、カタールでムハンマド首相と会談し、イスラエルとハマスの間の相違点を解消するための協議する予定。

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