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東京株式市場・大引け=続落、材料難で方向感欠く 円高が重荷

ロイター / 2020年8月18日 16時8分

東京株式市場で日経平均株価は続落。小反発でスタートしたものの、利益確定売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。(2018年10月11日に撮影、ロイター/Issei Kato)

[東京 18日 ロイター] -

日経平均<.N225>

終値      23051.08 -45.67

寄り付き    23097.80

安値/高値   22948.89─23128.18

TOPIX<.TOPX>

終値       1610.85 +1.03

寄り付き     1607.87

安値/高値    1599.80─1612.89

東証出来高(万株) 97425

東証売買代金(億円) 17717.19

東京株式市場で日経平均株価は続落。小反発でスタートしたものの、利益確定売りが優勢となり、マイナス圏に沈んだ。一時、節目の2万3000円を割り込む場面もあったが、値ごろ感のある銘柄への買い戻しや日銀のETF(上場投資信託)買い観測などもあり、大引けにかけて下げ幅を縮小した。基本的には手掛かり材料に乏しい中で方向感に欠き、東証1部の売買代金も1兆7717億円にとどまった。

米中関係は好悪材料が対立し、相場の方向を決定づけるには至らなかったが、外為市場でドル/円が105円台に下落したことが、輸出関連株などの重荷となった。前場の市場からは「8月前半に買われた景気敏感株の下げが目立つ一方、中小型株がにぎわうなど、物色面では二極化が目立ってきた」(野村証券・エクイティ・マーケットストラテジストの澤田麻希氏)との指摘が出ていた。

新興株市場では東証マザーズ指数が続伸し、年初来高値を更新。一時1087ポイント台まで上昇し2年1カ月ぶりの高値を付けた。市場からは、マザーズ指数の上昇は個人投資家の投資意欲を反映しやすいため、日経平均の先行指標になるかもしれない、との声も出ている。

TOPIXは小反発。東証33業種では、その他製品、小売、食料品、建設など17業種が値上がりした半面、鉱業、空運、鉄鋼など16銘柄が値下がりした。内需系セクターがしっかりした動きとなった一方で、景気敏感セクターが軟調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり959銘柄に対し、値下がりが1124銘柄、変わらずが90銘柄だった。

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