1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

WHO「ワクチン国家主義」に警鐘、共同購入枠組みに参加要請

ロイター / 2020年8月19日 1時39分

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、新型コロナウイルスワクチンを平等に分配するための枠組み「COVAXファシリティー」への参加期限を今月末に控え、各国に枠組みへの参加を呼び掛けた。タイ・チュラーロンコーン大学の研究施設で6月撮影(2020年 ロイター/ATHIT PERAWONGMETHA)

[ジュネーブ/マニラ 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は18日、新型コロナウイルスワクチンを平等に分配するための枠組み「COVAXファシリティー」への参加期限を今月末に控え、一部の国だけがワクチンを買いあさり、他の国にワクチンが行き届かなければ、新型コロナの世界的大流行(パンデミック)は拡大する一方だとして、各国に枠組みへの参加を呼び掛けた。

テドロス氏はオンライン会見で「ワクチン国家主義を防ぐ必要がある。限りある供給を戦略的に、世界的に共有することこそ、各国の国益につながる」と強調した。

WHOによると、同枠組みを巡って貧困国92カ国、富裕国80カ国が関心を表明しているが、一部の国は回答を保留しているという。欧州委員会は欧州連合(EU)加盟国に対し、コストやスピードの面で問題があるため、枠組みへの参加を見送るよう求めている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください