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トヨタの工場、井戸水活用などで通常稼働 豊田市の大規模漏水で

ロイター / 2022年5月18日 12時53分

トヨタ自動車の広報担当者は18日、愛知県内の取水施設で起きた漏水を巡り、同社の工場は「井戸水を活用することなどにより稼働している」と明らかにした。写真は2017年3月、タイのバンコクで撮影(2022年 ロイター /Athit Perawongmetha)

[東京 18日 ロイター] - トヨタ自動車は18日、愛知県内の取水施設で起きた大規模な漏水の影響について、「井戸水を活用することできょうは通常通りの稼働ができる見込み」(広報担当者)と明らかにした。19日以降は確認中で、今後の状況を注視するとしている。

この日は中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)の影響により、元町工場(愛知県豊田市)など主力工場の多くは操業を停止しており、井戸水を活用して稼働しているのは堤工場(同)など一部に限られる。

愛知県によると、工業用水を供給している水道の川にある取水施設で大規模な漏水が起こり、18日午前4時45分ごろから取水できなくなった。漏水の原因は不明で、復旧のめどは立っていない。午前9時ごろには豊田市や岡崎市の一部を含む9市3町にある自動車工場など131事業所への給水が止まる状態となった。

同県東海農政局の担当者によると、午前10時現在、応急措置として仮設ポンプ25台を設置し、順次稼働させ、川から水を汲み上げて取水を継続している。今後はポンプの台数をさらに増やし、給水量も増やしていく方針。事業所にも使用する水量の削減を依頼し、午前11時過ぎでも給水は今のところ継続できているという。

同県は131事業所の具体的な企業名は公表していないが、トヨタのほか、東京電力ホールディングスと中部電力の共同出資会社JERAの碧南火力発電所(愛知県碧南市)などで影響が出る可能性がある。

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