南ア中銀総裁3期目続投へ、新副総裁にモディセ氏 大統領が任命

Kopano Gumbi　Bhargav Acharya

[ヨハネスブルク １５日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は、南アフリカ準備銀行（中央銀行）のハニャホ総裁を再任し、財務省当局者のマンフォ・モディセ氏を新副総裁に任命した。大統領府が１５日に発表した。

現在２期目のハニャホ氏は任期が終了する１１月からさらに５年続投する。

大統領府は「ハニャホ総裁の再任は、中銀の継続性と安定性を確保する」と声明で述べた。

モディセ氏は４月１日付で副総裁に就任する。任期は５年。

ゴドングワナ財務相はモディセ氏について、「国が直面している厳しいマクロ経済的局面に対する鋭い見識を持つ」有能なリーダーだと評した。

中銀によると、モディセ氏は金融の安定と経済統計を担当し、金融政策委員会（ＭＰＣ）のメンバーとなる。

ＭＰＣは２７日に金利に関する決定を発表する。