ハビビ元インドネシア大統領死去=東ティモール独立に道

時事通信 / 2019年9月11日 21時57分

 【ジャカルタ時事】インドネシアのハビビ元大統領が11日、死去した。地元メディアによると、心臓が弱り、今月初めから入院していた。83歳だった。

 南スラウェシ州出身。民間企業を経て40代で入閣後、32年間に及ぶ独裁体制を敷いた故スハルト大統領の側近として出世を重ねた。民主化の波に押されて同大統領が退陣した1998年5月、副大統領から第3代大統領に昇格した。

 政党結成や報道の自由化、政治犯の釈放といった民主化を進めた。紛争が続いた東ティモールでは、住民投票を容認して独立に道を開いた。しかし、国連による多国籍軍の派遣を受け入れたことで大きな批判を受けた。

 スハルト元大統領の不正追及に後ろ向きだったことも足かせになり、99年10月、国会で「不信任」を突き付けられて退陣。在任期間は1年5カ月で、歴代大統領の中で最も短かった。 

[時事通信社]

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