カナダ、来月21日に総選挙=トルドー首相、信任問う―汚職企業かばい野党追い上げ

時事通信 / 2019年9月12日 7時59分

 【ニューヨーク時事】カナダのペイエット総督は11日、トルドー首相(47)の要請を受け、下院(338議席)を解散した。選挙戦が直ちに始まった。投票日は10月21日。2期目を目指すトルドー政権の信任を問う選挙となる。直近の世論調査では、与党自由党と野党保守党の支持率は伯仲している。

 トルドー政権をめぐっては今年に入り、カダフィ政権下のリビアの政府事業をめぐり贈賄が疑われた大手建設会社をかばうため、刑事裁判を回避できるよう当時の法相兼司法長官に圧力をかけた疑惑が浮上。政権の要求を拒んだ法相は1月に退役軍人相に「降格」され、疑惑発覚後に辞任した。8月には、公職者の倫理違反を調べる委員会も、首相の「不適切な」働き掛けがあったと認定した。

 自由党は2015年の総選挙で当時のハーパー首相率いる保守党に圧勝、政権交代を果たした。トルドー氏も若さと清新さで「イケメン首相」として注目を集め、人気は高かったが、疑惑を受けて首相のイメージは大きく低下している。 

[時事通信社]

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