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英新財務相、予算案を予定通り3月11日に発表へ

ロイター / 2020年2月19日 9時51分

2月18日、英国のスナク新財務相(写真)は、予定通り3月11日に欧州連合(EU)離脱後初めてとなる予算案を発表する考えを表明した。ロンドンで14日撮影(2020年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 18日 ロイター] - 英国のスナク新財務相は、予定通り3月11日に欧州連合(EU)離脱後初めてとなる予算案を発表する考えを表明した。前任のジャビド氏が前週、突然辞任したことから、予算案発表が延期されるとの観測が出ていたが、これを否定した。

スナク氏はツイッターへの投稿で「わたしの初めての予算を3月11日に発表するため急ピッチで準備を進めている。英国民への公約を果たし、この国の潜在能力を高め、引き出す内容になる」と指摘した。

スナク氏がジョンソン首相の希望に沿って、ジャビド氏が計画していたよりも大幅に歳出を拡大させるとの懸念から、英国債は今月に入って米国やユーロ圏の国債に比べて低調に推移している。

ジョンソン氏は地域間の富や機会の格差を埋めるため、イングランド北部および中部に重点的に公的投資を振り向ける考えを示してきた。

スナク氏が、ジャビド氏が昨年打ち出した財政計画を修正するかどうかは現時点で不明。

現行の計画によると、3年間は政府の日常的な経費を賄うための借り入れが認められず、公的部門純投資額の平均は、国内総生産(GDP)比3%を上限とする。また、国債の利払い費が歳入の6%に達した場合は歳出計画を見直すとしている。

同計画の下で、政府は低金利を活用して投資を増やすことができるとみられ、道路、鉄道その他のインフラに最大で年間200億ポンド(260億ドル)の追加投資を行うとする与党・保守党の総選挙での公約が現実味を帯びる。

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