1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

EU、英との将来関係巡る交渉控え態度硬化

ロイター / 2020年2月19日 9時59分

2月18日、1月末に欧州連合(EU)を離脱した英国との将来の関係を巡る交渉を控え、EUが態度を硬化させ、公平な競争条件の「不変の」保証を求めていることが、ロイターが18日に確認した文書で明らかになった。写真は英国旗とEUの旗。ロンドンで2016年6月撮影(2020年 ロイター/Neil Hall)

[ブリュッセル 18日 ロイター] - 1月末に欧州連合(EU)を離脱した英国との将来の関係を巡る交渉を控え、EUが態度を硬化させ、公平な競争条件の「不変の」保証を求めていることが、ロイターが18日に確認した文書で明らかになった。

EUと英国は3月上旬にも将来関係を巡る交渉を開始する見通しで、EU27カ国の代表は、EU側の交渉を担う欧州委員会に対する最新の「交渉指令」について、19日に協議を行う。

交渉指令の草案によると、EUは、政府補助から労働、社会的基準までEUと平等の条件を整備するよう英国に求めていた当初案から要求を強めた。

草案では「公平な条件が十分に保証される限りにおいて、想定されるパートナーシップには、野心的で広範かつバランスのとれた経済連携が含まれるべき」としたうえで、そうした保証は「時を経ても不変」でなければならない、と続けている。

草案ではさらに、英金融サービス企業によるEU単一市場へのアクセスを巡る同等性評価について、独自に判断する方針を当初案より強く打ち出している。

双方の交渉を巡り、ジョンソン英首相の離脱交渉担当者、デービッド・フロスト氏は17日、「英国が独自に適切な法律を制定できることが、われわれのビジョンの中核となる」とし、「公正な競争に関する問題でEUの監視を受け入れるという考えは、われわれが行っていることの的から外れている」と指摘した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください