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富裕層の資産隠し支援国、ケイマン諸島がトップ 2位米国=調査

ロイター / 2020年2月19日 12時7分

 国際非政府組織「タックス・ジャスティス・ネットワーク」が18日に公表したランキングによると、世界の富裕層による資産隠しやマネーロンダリングを最も支援している国・地域として、英領ケイマン諸島がトップとなった。写真はドル紙幣。2011年2月、ソウルで撮影(2020年 ロイター/Lee Jae-Won)

[フランクフルト 18日 ロイター] - 国際非政府組織「タックス・ジャスティス・ネットワーク(TJN)」が18日に公表したランキングによると、世界の富裕層による資産隠しやマネーロンダリングを最も支援している国・地域として、英領ケイマン諸島がトップとなった。2位は米国、3位にはスイスが入った。

TJNは、各国のマネーロンダリング防止法や金融活動に対する監督状況などを調査することによって、各国の法律・金融システムが資産隠しをどの程度可能にしているか分析、ランキングをまとめた。

TJNはケイマン諸島について、英本土が法律や高官指名に影響を及ぼす英国の衛星国の一部だとしたほか、金融上の秘密主義の強さを指摘した。

米国については、他国に改革を迫る半面、国内の不正な資金フローの摘発には十分に取り組んでいないなどと批判した。

スイスに関しては、外国当局との金融情報共有を盛り込んだ銀行機密改革は、主に豊かな国に適用されており、貧困国は対象外になっていると指摘した。

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